温湿布と冷湿布

温湿布と冷湿布

手軽で簡単に筋肉痛を解消したいと考えるなら、湿布を貼って痛みを和らげる方法もお勧めです。ただ、湿布を使用して筋肉痛の解消をはかる場合は、湿布薬独特のメントール臭が気になるという方も多いでしょう。

 

ですが、今では無臭タイプの湿布も数多く販売されていますので、学校や会社に行く際は無臭タイプの湿布を選択すると良いでしょう。また、筋肉痛に効果がある湿布には、大きく分けて温湿布と冷湿布があります。

 

文字通り、温湿布は患部を温めるための湿布で、冷湿布は患部を冷やすための湿布ですので、症状やタイミングに合わせて使い分けることが大切です。筋肉痛の症状には、運動直後に発生する場合と翌日以降になってから痛みが出てくる場合が考えられます。

 

運動直後に発生する筋肉痛の場合は、患部が熱を持って筋肉組織が炎症を起こしている状態です。ですから、炎症を抑えるために冷湿布を貼って、患部を冷やすといった処置を行うようにしましょう。

 

一方、翌日以降に発生する筋肉痛というのは、熱が引いて炎症も治まっている状態だといえます。この状態は、患部の血行が悪くなっている状態ですから、今度は温湿布を貼って患部を温めることが適切な処置となります。

 

このように筋肉痛の状態によって湿布を使い分けることが大切ですから、間違わないように注意しましょう。また、肌の弱い方などは湿布を貼ることで患部に炎症を起こしたりかぶれてしまったりする可能性もあります。そういった方は、薬局の薬剤師に相談しながら成分の弱い湿布を選ぶようにしましょう。

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